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techandchips
熊本半導体クラスターの製造業向けにAI×IoTソリューションを提供するテックアンドチップスの公式アカウント。業界ニュース、技術解説、導入事例を発信しています。
← ブログ一覧に戻るtechandchips の記事(58)

NVIDIA Rubin量産目標「200万→150万」— HBM4が揺さぶるAIロードマップの真実
「NVIDIA Rubin、量産目標を200万→150万ユニットに下方修正」——TrendForceが4月8日に伝えたこの一行を、額面通り「NVIDIAの生産調整」と読むと、本質を見誤る。今回の下方修正の真のボトルネックはGPUではなく、H...
2026年4月10日

Samsung 2nm GAA量産開始とシリコンフォトニクス参入 — TSMC追撃の新たな戦線が開く
Samsungが2nm GAA(Gate-All-Around)チップの量産を開始し、同時にシリコンフォトニクス・ファウンドリ市場への参入を発表した。730億ドル規模の投資とTaylorファブ稼働を含むこの戦略は、微細プロセス競争を超えた「...
2026年4月9日

Samsung RISC-V SSDコントローラー × RISC-V生態系拡大 × AIエッジ需要 —— Armからの脱出が始まった
Samsungが自社設計のRISC-VコントローラーをSSDに搭載した。SiFiveは自動車・データセンターへ領域を拡大している。そしてAIエッジデバイスがカスタムチップを求めている。別々に読めば3つのニュースだが、重ねてみると1つの地殻変...
2026年4月8日

中国半導体企業「史上最高」の売上 — 規制が生んだ逆説と、その限界線
2025年、中国の半導体企業が軒並み過去最高の売上を記録した。SMICは93億ドル、CXMTは130%増の80億ドル超、AIチップのCambricon は450%増で初の黒字転換。米国が「首を絞める」ほど、中国は「自力で呼吸する方法」を覚え...
2026年4月7日

TSMC アリゾナ「12ファブ」— 熊本とフェニックス、二つの都市が描く脱・台湾の設計図
4月2日、Digitimesが報じた数字は、業界のスケール感覚を一変させた。TSMCがアリゾナに 12のファブ、4つの先端パッケージング施設、少なくとも1つのR&Dセンター を建設する方向で検討しているという。わずか1年前、「6ファブ」が計...
2026年4月6日

TSMC熊本Fab 2「3nm承認」— "成熟ノード工場"が一夜にして最先端拠点に変わった理由
2024年2月、JASM第1工場が稼働を開始したとき、業界の評価は明確だった。「6〜12nmの成熟プロセス。最先端とは程遠い工場」。それから2年。2026年4月1日、台湾政府がTSMC熊本Fab 2に3nmプロセスの配置を正式に承認した。月...
2026年4月3日

Rapidus 1nm —「6か月」が意味するもの
3月30日、TrendForceが報じた一つの数字が、半導体業界の空気を変えた。 Rapidusが1nmノードの開発を加速し、TSMCとの技術ギャップを わずか6か月 に縮めることを目指しているという。2nmの量産開始は2027年、その先の...
2026年4月2日

ローム・東芝・三菱電機「1兆円連合」— デンソーの"黒船"が動かした、パワー半導体の地殻変動
3月27日、ローム、東芝、三菱電機の3社がパワー半導体事業の経営統合に向けた基本合意書を締結した。JIP(Japan Industrial Partners)とTBJ Holdingsも参画する。 合算売上は 1兆円超 。世界シェア約11....
2026年4月1日

Intel 18A —「最後の切り札」が今日、出荷された
3月31日、Intel Core Ultra Series 3搭載の商用PCが出荷を開始した。Dellが最初のOEMパートナーだ。搭載されたプロセスは Intel 18A ——Intelが2年以上にわたって「ファウンドリ復活の鍵」と語ってき...
2026年3月31日

Arm AGI CPU —「設計図だけ売る会社」が35年ぶりにチップを作った理由
3月24日、Armがサンフランシスコで自社35年の歴史上初となる物理チップを公開した。「AGI CPU」と名付けられたこのプロセッサは、136基のNeoverse V3コアをTSMC 3nmプロセスに搭載。オールコア3.2GHz、ブースト3...
2026年3月30日

GlobalFoundries vs Tower —「特許11件」の裏で加速する光の覇権争い
3月25日、イスラエルの特殊ファウンドリTower Semiconductorが、日本の合弁会社TPSCo(Tower Partners Semiconductor Co.)の戦略的再編を発表した。富山県魚津市の300mmファブを完全取得し...
2026年3月27日

Google TurboQuant「メモリ6分の1」— HBMスーパーサイクルは揺らぐのか
2025年3月25日、Google Researchが「TurboQuant」を発表した。LLMのKVキャッシュを3ビットまで圧縮し、メモリ使用量を6分の1に削減。NVIDIA H100での推論速度は最大8倍。精度損失はゼロ。インターネット...
2026年3月26日

SK Hynix「80億ドル」の一手 — EUV30台と米国上場が描くAIメモリーの未来図
3月24日、SK Hynixがオランダの半導体装置メーカーASMLに約 80億ドル (約1兆1,950億円)規模のEUVスキャナー約30台を発注したと報じられた。ASML史上最大の単一公開受注だ。翌25日には、SK Hynixが米国ADR上...
2026年3月25日

RISC-Vとは何か —「第三の選択肢」が半導体の地図を塗り替える【入門編】
x86はIntel、ARMはSoftBank傘下のArm。半導体の「頭脳の設計図」は、数十年間この二社が支配してきた。そこに第三の選択肢が現れた。名前はRISC-V(リスク・ファイブ)。オープンソースで、ライセンス費用はゼロ。このシリーズで...
2026年3月24日

Musk「世界最大の半導体工場を建てる」— Terafabの$200億は本気か、ブラフか
「世界最大のチップ製造施設を建設する」——3月21日、Elon MuskがTerafabプロジェクトを発表した。月産100万枚、最終的には2nm。投資額は$200〜250億。多くのメディアは「また大風呂敷か」と片づけた。だが、この発表を笑い...
2026年3月23日

SUMCO佐賀、TEL合志、72件6兆円 — 熊本の「工場誘致」が「生態系形成」に変わった瞬間
先週、3つの「無関係な」ニュースが流れた。SUMCOが佐賀・伊万里工場のシリコンウェーハ増産投資を検討中。東京エレクトロンが合志市の事業所拡張工事を完了。そして九州全体の半導体関連設備投資が72件・6兆円に到達したこと。別々に読めば、それぞ...
2026年3月21日

パナソニック「97%削減」の本当の意味 — 製造AIが「ツール」から「エージェント」に変わった日
「図面照合業務を97%削減」——2月19日、パナソニック コネクトが発表したこの数字を、多くの製造業関係者は「また大企業のAI事例か」と読み流しただろう。だが、この発表の本当の意味は効率化の数字にはない。日本の製造業で初めて、AIが「道具」...
2026年3月19日

NVIDIA GTC「1兆ドル」の裏側 — Jensen Huangのショーが隠した3つの地殻変動
「1 trillion dollars」——3月16日、Jensen HuangがGTC 2026の壇上で放ったこの数字を、多くのメディアは「AIの勢い」という文脈で報じた。だが、この数字を額面通りに受け取ると、半導体産業で今まさに起きてい...
2026年3月18日

「産業技術力強化法」改正案が閣議決定された — この一行の裏を読む
「産業技術力強化法の一部を改正する法律案」、3月13日閣議決定——。官報に載ったこの一行を、そのまま読み流した人が大半だろう。だが、この法案の本当の意味は「R&D支援の強化」ではない。日本が半導体とAIに対して、後戻りできない法的コ...
2026年3月17日

「フィジカルAI」とは何か — AIが「体を持った」時代、工場で何が変わるのか
「フィジカルAI」——今年1月、高市首相がこの言葉を口にした瞬間、検索数が跳ね上がった。だが「うちの工場に関係あるの?」と聞かれて即答できた人は、どれだけいただろうか。 結論から言えば、これは「AIがチャットをやめて、体を動かし始めた」とい...
2026年3月16日

製造AIが「月2万円」になった —— 中小工場が動き出せる時代の入口
「AIを入れたい。でも、何千万円もかかるんでしょう?」 製造業の現場で、この言葉を何度聞いたかわからない。設備投資だけで数千万円、コンサルに数百万円、運用にまた人件費——。中小の製造現場にとって、AIは「大企業の話」だった。 だが、2026...
2026年3月13日

Google TPU「25%削減」の理由 —— チップは作れるのに「組み立て」られない時代
Googleが2026年のTPU生産目標を400万個から300万個に引き下げた。25%の削減だ。 設計能力が足りないわけではない。TSMCのウェーハ生産キャパが不足しているわけでもない。問題はまったく別のところにあった。チップを作る工程では...
2026年3月12日

世界半導体売上46.1%成長 —— それなのに日本だけマイナスという逆説
3月6日、米国半導体工業会(SIA)が発表した数字が業界を驚かせた。2026年1月の世界半導体月間売上825億ドル。前年同月比46.1%成長。史上最高記録だ。 年間1兆ドル達成が既定路線となる中、同じデータの中で一つの数字が目に留まる。日本...
2026年3月11日

イラン戦争と半導体 —— ヘリウム停止、海峡封鎖、原油100ドルの三重衝撃
2月28日、米国・イスラエル連合軍のイラン空爆が始まった。10日が経った今、この戦争の波紋は中東を越え、半導体サプライチェーン全体を揺さぶっている。 戦争と半導体。直接的なつながりがないように見えるが、実情は異なる。半導体を作るのに必要なガ...
2026年3月10日

熊本が「人」を準備し始めた —— 半導体人材4万人不足時代の現場
工場は建てられる。装置は買える。しかし人は一朝一夕には育たない。 熊本半導体クラスターが急速に拡大する中、今この地域で最も熾烈な競争は、ウェーハの生産量ではなく人材の確保だ。JASM 3,400人、ソニー合志市新工場、東京エレクトロンR&D...
2026年3月9日

ソニー合志市9,000億円 —「スマホの目」から「クルマの目」へ
ソニー半導体事業の重心が動いている。 熊本県合志市で建設中のイメージセンサー新工場が2026年3月、建屋完成を目前に控えている。3年間の設備投資額は約9,000億円。ソニーセミコンダクタソリューションズ史上最大規模の単一投資だ。 この数字だ...
2026年3月7日

JASM熊本第2工場、3nm確定 —「バックアップ」から「戦略拠点」へ
2026年2月、TSMCは熊本JASM第2工場の製造プロセスを、当初計画の6/7nmから3nmへ大幅に格上げすると発表した。総投資額170億ドル(約2.6兆円)。日本国内初の3nm生産拠点が誕生する瞬間だ。 この決定を単なる「工場アップグレ...
2026年3月5日

工場が「自分で考える」時代 —— Agentic AI、世界41%の加速と日本32.9%の現実
2月最終週、無関係に見える3つの数字が同時に浮上した。「41%」「2030年」「32.9%」。この数字をつなぐと、製造業AIの「次の章」が見える——そこには、Agentic AIという新たなキーワードがある。 前回の記事では、フィジカルAI...
2026年3月5日

TSMCが「限界」を告げた —— 容量飽和の裏で、熊本ファブの意味が変わり始めている
TSMCが主要顧客に最先端ノードの容量制限を通告した——この一報を、単なる「需給逼迫」と読むと、3つのシグナルを見落とす。38%成長でも供給が追いつかない構造変化。「作れない」のではなく「選別」が始まった事実。そして、熊本3nmファブが「バ...
2026年3月4日

初開催「熊本半導体ベンチャーピッチ」― 10チームが見せた"製造の先"
2026年2月26日、熊本城ホールにて 「Kumamoto Semiconductor Venture Pitch 2025-2026」 が初開催された。熊本県主催、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーが運営を務め、全国から選...
2026年3月3日

日本半導体予算「1.23兆円」の中身 — 4倍増の裏に見える、3つのシグナル
経済産業省のFY2026予算案が公開されたとき、多くのメディアが同じ数字を一斉に報じた。 1兆2,390億円。前年度の約3.7倍。 半導体とAIに対する日本政府の支援予算が「過去最大」を更新したという事実は、確かにインパクトがある。だが、こ...
2026年3月2日

フィジカルAI「3,873億円」の胎動 —— 製造業の"ChatGPTモーメント"はすでに始まっている
2月、3つの異なるニュースが静かに交差した。パナソニック コネクトが、設計図面の照合作業を 97%削減 するAIエージェントの社内展開を発表。同じ週、日本政府は「AI・半導体ワーキンググループ」の初会合を開き、フィジカルAI専用に 3,87...
2026年3月1日

半導体市場「1兆ドル」の死角 —— 売上の半分を占めるAIチップは、出荷数の0.2%に過ぎない
2024年、6,305億ドル。2025年、7,917億ドル。そして2026年、いよいよ1兆ドルへ。 半導体産業協会(SIA)の最新予測によれば、世界の半導体市場は2026年に史上初の1兆ドルに到達する見込みだ。3年連続の2桁成長。業界関係者...
2026年2月28日

中国「先端チップ5倍」の号令 —— 自社CEOが警告する過熱の裏で、国家計画は止まらない
2026年2月25日、半導体業界に衝撃的な数字が報じられた。中国が7nm・5nmクラスの先端半導体生産を、 現在の月産2万枚から10万枚へ——2年以内に5倍に引き上げる 計画を進めているという。2030年には月産50万枚を目標としている。 ...
2026年2月26日

RISC-V「25%」の衝撃 —— x86・ARM二強時代は、静かに終わった
2026年1月、半導体業界に一つの数字が刻まれた。RISC-Vのグローバルプロセッサ市場シェア—— 25% 。 かつてカリフォルニア大学バークレー校の研究室から生まれた「もう一つのCPUアーキテクチャ」が、x86(Intel/AMD)とAR...
2026年2月26日

ASML「1,000W」の衝撃 —— EUV光源が切り拓く、半導体製造の次の10年
画像出典:ASML 2026年2月23日、ASMLが一つの数字を発表した。 1,000ワット。 EUV(極端紫外線)リソグラフィの光源出力が、初めて4桁に到達した瞬間だ。2018年に量産が始まった時の250Wから、わずか8年で4倍。この数字...
2026年2月25日

AIがメモリを飲み込んだ日 —— DRAM不足の深層と、製造業が直面する「静かな危機」
画像出典:Samsung Semiconductor 2026年2月、世界のメモリ市場に異変が起きている。 Micron CEOのSanjay Mehrotraは直近の決算説明会で、こう認めた。 「現在、顧客需要の55〜60%しか満たせてい...
2026年2月24日

日本半導体の「ツートラック戦略」── 熊本3nm × 北海道2nm、5兆円の逆転シナリオ
2026年2月、日本の半導体業界に二つのビッグニュースがほぼ同時に飛び込んできた。 2月5日、TSMC CEOのC.C. Wei氏が東京で高市早苗総理と会談した直後、熊本第2工場のプロセスノードを6nmから 3nmへ大幅に格上げ すると発表...
2026年2月23日

Samsungの「三枚カード」── HBM4初出荷・米国2nm・ターンキー戦略が描く、TSMC独占への挑戦状
2026年2月、Samsungから3つのニュースが同時に飛び出した 2月2日、Samsung Electronicsがテキサス州テイラーの新工場で2nmチップのリスク生産を開始した。2月12日、業界に先駆けてHBM4メモリの商用出荷を発表し...
2026年2月22日

NVIDIAがAppleを抜いた日 ── TSMC「最大顧客交代」が意味する半導体サプライチェーンの地殻変動
Jensen Huangの宣言 ── 15年ぶりの王座交代 2026年1月、NVIDIAのジェンスン・ファンCEOがポッドキャストで静かに、しかし決定的な事実を認めた。 「NVIDIAは今、TSMCの最大の顧客です」 — Jensen Hu...
2026年2月21日

アナログ半導体「一斉値上げ」の深層 ── TIとADI、正反対の戦略が映す構造転換
2026年、アナログ半導体に何が起きているのか 2026年2月1日、Analog Devices(ADI)が全製品ラインで10〜30%の価格引き上げを発動した。商用グレードで10〜15%、産業グレードで約15%、軍用規格(/883)では最大...
2026年2月20日

NVIDIAの「AIファクトリー」戦略の深層——製造業の"OS"を握る者が勝つ時代
NVIDIAが語る「AIファクトリー」は、単なるGPUの大量導入ではない。Samsung・SK・Siemensとの提携の裏には、製造業全体のインフラ基盤="OS層"を握るという明確な戦略がある。熊本を含むグローバル半導体拠点にとって、これは...
2026年2月19日

フィジカルAI、工場に降臨——「ロボットが来る」と10年言われた。今回は数字が証明している
「ロボットが工場を変える」——この言葉を、もう10年は聞いている。毎年CESでデモ映像が流れ、毎年「今年が元年だ」と言われる。だが2026年1月、NVIDIA CEO ジェンスン・フアンがCES基調講演で放った一言は、少しトーンが違った。 ...
2026年2月18日

「半導体の王」はなぜ転落したか——Intel 2.5万人削減の衝撃と、日本の製造業が学ぶべき3つの教訓
世界の半導体産業を40年間支配してきた企業が、2.5万人の削減を発表する——。2025年7月25日、Intelの第2四半期決算発表は、業界に衝撃を与えた。 x86アーキテクチャを発明し、「ムーアの法則」を自ら体現してきた半導体の巨人。その企...
2026年2月15日

工場にOSが来る——Siemens×NVIDIAが示す「産業AIオペレーティングシステム」の衝撃
「工場にAIを導入しました」——この言葉を、この1年で何度耳にしただろうか。 外観検査にAIを入れた。チャットボットで在庫を問い合わせられるようにした。予知保全モデルを試験導入した。いずれも間違いなく前進だ。しかし、冷静に数字を見てみよう。...
2026年2月13日

半導体関税のデジャヴ——1986年の日米協定と2026年トランプ関税、歴史は繰り返すのか
「関税で半導体を守れる」——40年前にも聞いた台詞 2026年1月14日、トランプ大統領は通商拡大法232条を発動し、先端AI半導体に25%の関税を課した。しかし、この筋書き——どこかで見覚えがないだろうか。 40年前の1986年、レーガン...
2026年2月12日

RISC-V、「実験」から「主流」へ——Qualcomm買収・NVIDIA10億コア出荷が示す不可逆の転換
RISC-Vはもはや「いつか来る技術」ではない。Qualcommがサーバー級RISC-V設計企業Ventanaを買収し、NVIDIAが2024年だけで10億個のRISC-Vコアを出荷。自動車の新規設計25%がRISC-Vを採用する今、不可逆...
2026年2月11日

製造業AI、「パイロット煉獄」からエージェンティックAIによる収益化へ
「エージェンティックAI」という言葉が、工場の歩留まりを改善したことはまだない 「エージェンティックAI」——2026年、製造業で最も語られるキーワードだ。自律的に判断し、行動するAI。設備の異常を検知し、保全指示を出し、サプライチェーンを...
2026年2月10日

TSMC熊本第2工場、3ナノ生産へ転換 — AI需要急増が変えた日本半導体戦略
AI時代の転換点 — 熊本が世界の3ナノ生産拠点に 2026年2月5日、TSMCの魏哲家(C.C. Wei)CEOが高市早苗首相を訪問し、熊本第2工場(JASM Fab 2)の製造プロセスを当初計画の6ナノから 3ナノへ転換 すると発表した...
2026年2月9日

専門家の皆様へ——techandchipsゲストエディター募集のご案内
熊本半導体クラスターは今、歴史的な転換期を迎えています。TSMCの進出、Rapidusの挑戦、そして日本政府の前例のない投資——この流れの中で、現場の声、専門家の視点、そして多様な分野の知見がかつてないほど重要になっています。 techan...
2026年2月8日

日本半導体ルネサンス——TSMC 3nm+Rapidus 2nm、二軸戦略の現在地
1980年代後半、世界の半導体売上トップ10のうち6社が日本企業だった。グローバルシェアは50%に達していた。しかし、日米半導体協定(1986年)、ファウンドリモデルへの移行、そして数十年にわたる過少投資が重なり、日本のシェアは2022年時...
2026年2月8日

エージェントAI(Agentic AI)とは?製造業の現場を変える自律型AIの全貌
エージェントAI — 自ら判断し行動する自律型AI エージェントAI(Agentic AI)は、従来のAIが「提案する」存在だったのに対し、自ら判断し行動する自律型AIである。製造業では予知保全・品質管理・生産最適化の分野で導入が加速してお...
2026年2月7日

TSMC熊本第2工場、3nm転換の衝撃:なぜ今、日本でAI半導体なのか
(Image credit: Qualcomm) 2026年2月5日、TSMCの魏哲家(C.C. Wei)会長兼CEOが首相官邸を訪れ、高市早苗首相に重大な発表を行った。熊本県に建設中の第2工場で、当初計画の6nmではなく、 3nmプロセス...
2026年2月6日

TSMC熊本第2工場の建設延期報道——中小製造業の準備課題とは
7月上旬、米ウォールストリート・ジャーナル紙がTSMC熊本第2工場の建設延期を報じた。正式発表ではないものの、半導体サプライチェーンに関わる企業にとって見過ごせないニュースだ。 延期の背景 報道によると、延期の主な要因は3つある。 1つ目は...
2026年2月5日

熊本発の半導体ベンチャー10組が決定 ― 初開催「Kumamoto Semiconductor Venture Pitch」の注目ポイント
熊本県が初めて半導体特化型ベンチャーピッチイベントを開催する。ビジネスプラン枠6組、学生アイデア枠4組の計10組がファイナリストに選出され、NVIDIAによる基調講演とソニーベンチャーズ・TEL Venture Capitalなど有力VCの...
2026年2月4日

製造業の「2025年の崖」―熟練工の引退とAIによる技能継承の新時代
日本の製造業が直面する「2025年の崖」。この言葉は、経済産業省が2018年に発表したDXレポートで提示されたキーワードだ。DX(デジタルトランスフォーメーション)が進まなければ、2025年以降、最大で年間12兆円規模の経済損失が生じるリス...
2026年2月3日

AI半導体市場、2033年に3,216億ドル規模へ ─ 製造業が今すべき準備とは
概要 2026年2月、市場調査会社Astute Analyticaが発表したレポートによると、AI半導体市場は2024年の719億ドルから2033年には 3,216億ドル へと成長する見通しです。年平均成長率(CAGR)は 18.11% 。...
2026年2月2日

熊本半導体クラスター2026:製造業が知るべき5つの変化と対応策
核心ポイント 熊本県が日本最大の半導体製造拠点として急成長する中、地域の製造業は大きな転換点を迎えている。 TSMC子会社JASMの進出により、品質基準、人材要件、デジタル化レベルのすべてにおいて、従来とは異なる水準が求められるようになった...
2026年2月1日